第99回殉職消防職団員慰霊祭
 
令和6年5月22日（水）午前10時30分から愛媛県護国神社（松山市御幸町）において、第99回殉職消防職団員慰霊祭が執り行われました。
 
ご遺族様はじめ、ご来賓、消防関係の皆様方には、ご多用中にも関わりませずご出席を頂きましたこと、また護国神社におかれましても丁重なる神事を執り行っていただきましたことに感謝を申し上げます。
お陰様をもちまして祭事もとどこおりなく執り行うことができ、皆様方に心から厚くお礼申し上げます。
ここにお祭される御霊におかれましては、消防という尊い職にその身をささげ、人への深い愛情と、何としても故郷を守るという郷土愛の精神で、時には猛火と戦い、時には濁流に身を挺する危険な消防活動の中で職に殉じられました。
そして今、その時から何年が過ぎようと、私達はこの慰霊の場に立ち最愛の家族を失ったご遺族に寄り添う時、褪せることのない悲しみを新たにするものであります。
　またこのような思いと共に、ここにおられます65柱の御霊に対しましては、人々の掛け替えのない命や財産を守りとおした先人の勇気と名誉を未来へ繋ぐこと、そして、消防活動の安全確保に努めることが、私たちの務めであると、この身とこの心に深く刻んでまいりたいと思います。