おしらせ
令和5年新居浜市消防観閲式
日時:令和5年3月5日(日)9:00~11:40
場所:山根市民グラウンド
620名の消防団員と48台の車両が集結し、屋外で4年ぶりに新居浜市消防観閲式が、挙行されました。
常備消防と連携し、災害活動をはじめ、消防防災面で幅広く活動を実施、地域住民と協力して地域を守る新居浜市消防団は、令和5年5つの重点項目を発表しました。
1.消防団への加入促進と広報活動の積極的な取り組み
2.自主防災組織との連携、住民の防火・防災意識の高揚に努める
3.市民指導員を中心に住民に対する防災指導を展開、地域防災力強化を図る
4.消防団活性化検討委員会の積極的な推進、若手団員の人材育成・資質の向上
5.健康管理、安全管理を実施し、市民に信頼される団員を目指す
消防団の訓練披露
○部隊訓練(総指揮者:曽我部副団長) 上部地区分団
○ポンプ操法(総指揮者:續木副団長) 川東地区
○山火事応用操法(総指揮者:塩崎副団長) 川西地区
○腕用ポンプ操法(指揮者:網干分団長・冨士枝分団長) 角野分団・中萩分団
○梯子乗り操法(指揮者:鴻上分団長) 船木分団
山火事は、ポンプ車から小型ポンプ、さらに軽可搬ポンプを中継し、送水、消火活動を行うため、日頃から部隊間の連携を図るため、訓練を重ねています。
腕用ポンプは大正時代に製造され、整備を続け、受け継がれたものです。
毎分270リットル放水し、当時の火災現場さながら消火作業を披露しました。
人力でポンプを動かし続ける背中からは、自分たちの手で町を守る心意気が感じられました。
消防人は梯子を我が手足のように操り、技術の錬磨と伝承を大切にしてきました。
演技者が梯子の上で披露するたび、周囲からかけ声や感嘆の声が聞こえました。
表彰
○消防庁官表彰 4名
○愛媛県知事表彰 4名
○日本消防協会長表彰 精績章2名、勤続章7名
○愛媛県消防協会長表彰 功績章3名、勤続章13名、規律章4名
感謝状4名と2団体
○市長表彰 功労章24名、感謝状1名
○団長表彰 団体の部8団体、個人の部24名
受章者を代表し、山内副分団長が「団員として当然のことを行ってきただけであり、今後も住民が安心して暮らせるよう、より一層努力していく」と謝辞を述べました。
訓練の内容や消防団の使命を司会の伊東班長が、その都度説明し、観覧していた団員のご家族や市民のみなさまにも消防団の存在意義は充分に伝わっていると実感しました。
式典終了後、公園の出口では、子どもたちが通過する消防車両に手を振っていて、思わず笑みがこぼれました。未来の消防団員、待ってるよ!
関係者のみなさま、お疲れさまでした。平穏な1年となりますように。
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