おしらせ
南宇和高等学校への消防団PR訪問
実施日時:令和3年12月17日(金)11:20~11:45
愛南町消防団が南宇和高校のシェイクアウト訓練にあわせて、消防団PRを行いました。
この日の訓練は「予告なし」で実施され、授業中に突然、地震を知らせる放送が鳴り響きました。
生徒たちは、それぞれの場所で身を守る行動を約1分間行った後、先生の指示により素早く体育館へと集合しました。
体育館でも、体育の授業をしていたので、実際に生徒たちがどのような避難行動をとるのか、先生方の指導はどのようなものなのか間近で見ることができ、とても勉強になりました。
全校生徒が体育館に集まると、訓練担当の先生から訓練の趣旨が説明され、真剣に訓練を行えていたことなどが評価されていました。
消防本部による講評では「自分の身を守る」ため、普段からあらゆる場面を想定し考えておくことの大切さや、助け合うことにより大きな力になるので、いざというときの行動について、友人や家族と話し合う場を設けてほしいことなどが伝えられました。
続いて、消防団PRが行われ、消防団長から愛南町消防団の状況や活動内容などが説明されました。
また、住民の高齢化や豪雨災害の増加、必ずくる巨大地震など、地域が抱える課題も挙げて、消防団として災害時に力を発揮するための訓練は勿論のこと、女性部団員によるきめ細やかな対応のほか、バイク隊やドローン隊活用などの新しい取り組みも紹介していました。
南宇和高校からは「高校生が避難所でできることは何か」との質問があり、消防団長は南宇和高校は指定避難所で1,000人を超える避難者が集まる可能性があるため、応急手当や通訳など、自身の得意分野を活かした活動のほか、被災者に寄り添いながら、それぞれができることを行ってほしいと回答していました。
高校生たちは、消防団長の話を真剣なまなざしで聴きながら、自分には何ができるのか、そして、今後どうするべきなのかを考えているようでした。
最後に、消防団長が「消防団は心あたたかい勇気ある人たちの集まりです。
ぜひ消防団に入団して、共に愛南町を守っていきましょう!」と言い、消防団PRを終了しました。
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