おしらせ
大洲農業高等学校への消防団PR訪問
実施日時:令和元年12月16日(月)13:30~14:30
シェイクアウトえひめにあわせて実施された避難訓練を利用し、大洲農業高等学校全校生徒を対象に消防団のPR活動を行いました。
まず、矢野団長から地域防災の要である消防団の活動内容について話がありました。
火消しだけでなく、7月豪雨の時は警察や常備消防が手を差し伸べられないところまで救助活動を行ったこと、大洲市以外で暮らすことになっても自分が住んでいる街は自分で守るんだ!という気持ちでいてほしいことを伝えました。
DVD鑑賞後、肱北分団の団員が前にでてPR。谷本分団長から、肱北分団の紹介です。
肱北分団は96名で構成され、DVDに出演していたJaponaise(ケーキ屋)の次井団員は、大洲農業高校1年生のお父さんでありPTA役員を務めていること、他分団より平均年齢が若いが、それは大洲農業高校OBが多く在籍してくれているおかげであると述べました。
参加していた3名のOBからQ&A方式で現役生へのメッセージです。
まず、西野団員から「消防団に入団して良かったことは、いろいろな年代や地域の人と行事で会ったり、団の先輩と仲良くなれることです。
辛いことは火災・水害の連日出動です。」と正直な感想が。
続いて中井班長から7月豪雨の活動内容について。
「2日間救助にあたったが、40時間No睡眠でボートでの人命救助を行った。
助けに行く途中で次の救助要請が入る状況であった。避難誘導もしたが、逃げなかった人が多かった。
避難しても一度自宅に戻ってしまう人も多くいた。みなさんには、人を助けたい気持ちを消防にぶつけて地域に接して欲しいです。」と過酷な状況下にありながらも多くの住民を救ったことが分かり、私たちは自助の意識を持たなければいけないことを強く感じました。
最後に平成30年度地区操法大会優勝チームのメンバーである山田団員からです。
「操法とは消化スピード、資機材の取扱いの正しさを競う大会です。県大会が豪雨災害で中止となり出場は叶いませんでしたが、
練習を重ね正確な技術を身につけたおかげで、実際の現場でパニックにならず対処できています。
また、仲間への感謝の気持ちを持つことができ、人間として成長できた地区大会でした」と締めくくりました。
消化活動だけではなく、人と繋がることによって自分自身の糧となる消防団。若いみなさんをお待ちしております!
貴重なお時間をありがとうございました。
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