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公益財団法人 愛媛県消防協会

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おしらせ

愛媛県女性防災セミナーを開催しました!

日時:令和4年9月11日(日)10:00~12:00
場所:松前総合文化センターふれあい展示室
 
愛媛県内から16市町37名の女性で研修会を実施しました。
スライド1
この研修会は、令和2年度から実施している愛媛県委託事業「女性消防団員確保対策事業」で、女性消防団員が抱える悩みや課題などの現状把握や、県内市町の活動内容を共有しながら、女性消防団員がもっとやりがいを感じられ、仲間を増やしていこう!という意欲が高まるようなメニューを提供し、女性消防団員の増加を図るものです。
今回は、女性消防団員だけでなく、地域防災に関心のある一般の方にもご参加いただき、愛媛県女性防災セミナーを実施しました。
講師に、出張!ふれあいルーム(和歌山県)の幾島浩恵先生を迎え、『ダイパーバック活用法』災害時に身のまわりにあるものを臨機応変に活用して困りごとを解決していく力を養うことを目的に、各グループでワークショップを行いました。
スライド2
ダイパーパッグ(ポリ袋、レジ袋、ごみ袋、新聞紙、輪ゴム、ティッシュ、尿取りパット、生理用ナプキン、ストッキング)を活用し、困りごとを解決すべく皆で知恵を絞り合います。
・トイレがない!
・下着の替えがない!
・食器がほしい!器とスプーンが必要!
・避難所は人でいっぱい!感染予防にマスクがほしい!
・避難所はうるさくて眠れない!何とかして!
・暑い!熱がある!身体を冷やすことはできないかな?
・おもちゃもゲームもないけれど、子どもが楽しめる事、できないかな?
・自宅から慌てて避難所に行ったら薄着でノーブラだった。。。
・感染予防になるエプロンがほしい!
などなど31個のお題が出されましたが、日頃から防災への意識の高い方の集まりとあって、先生も感心するほどのアイデアが続々と出されていました。
「災害現場に正解はない」とよく言われますが、目の前にある問題に対して、多くの知恵を出し合えるのは、女性ならではのコミュニケーションスキルだと思います。避難所運営に女性の力が必要だと言われる所以です。
和気あいあいな雰囲気の中、相互に実りある研修となったのではないかと思います。浩恵先生をはじめ、参加者・オブザーバーのみなさまのご協力のおかげです。感謝申しあげます。
 
この研修会が、各市町の防災・普及活動の活性化につながり、女性消防団の仲間がどんどん増えていくことを願っています。

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